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白夜の官能小説

官能小説、アダルト小説のようなものを、あくまで趣味で書いています。あくまで趣味なので、厳しいことは言わないでね。

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「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」6

強く遠慮をしていた瑞穂だったが、剣之助のしつこい押しに根負けし、すぐさま本格的なマッサージを受けることになった。
剣之助が部屋を取ると、瑞穂は言われるがままに、ホテル上階の一室に剣之助の後を付いて入る。通されたのは、このホテルでは珍しく和室を備えた特別室だった。
「奥様、本格的なマッサージを行うので、横になっていただきたいのですが。」
「あ、それだと、今のこの状態では無理ですね。帯をほどいてもよろしい?」
瑞穂は躊躇なく帯をほどいた。ただ、それでは逆にだらしないと感じ、さくさくと純白の長襦袢姿になった。剣之助を信頼しての姿だ。
瑞穂は和室に敷かれた布団に仰向けになった。ゆっくりと目を閉じ、剣之助に身を委ねる支度が整った。







小一時間、瑞穂の全身をほぐした。その手技は瑞穂に快いリラックスを与えた。あまりの心地よさに何度か眠ってしまった。まるで生き返ったように感じる。
しかし、剣之助の言葉は意外なものだった。
「ひと通りやりましたが、奥様、これでは不完全です。」
剣之助は瑞穂に気持ちを語った。
「奥義が必要かもしれない。」
仰向けのまま目を閉じ、しばらく沈黙していた瑞穂だったが、やがて小さな声で剣之助に告げた。
「お任せいたします。何もかも。」
それはひどく落ち着いた、何かを覚悟したような感じでもあった。
「ゆっくりと続けていきます。逆らうことなく、素直に波を受け入れてください。」
瑞穂が微かに頷いた。そして目を開けると、剣之助の瞳を一心に見つめた。



触れるか触れないかの力加減で、剣之助は、手をみずほの首筋から鎖骨の下まで滑らせていった。そしてゆっくりと邪魔な襦袢の襟元を左右に引き、さらにその奥へと指を滑らせていった。瑞穂が深い溜息をつく。剣之助の手の動きは、繰り返されるたびに襦袢の襟元を広げていった。
手は乳首のすぐ脇まで到達した。襟ははだけたように左右に広がり、やがて乳房の全体が晒された。眼下には、瑞穂の白く厚い胸板が広がる。さらにそこに盛られたような柔らかな乳房を、今度は下の方から押し上げるように揉み込んでいく。とうに乳房があらわになっていることを知っていても、瑞穂は何ひとつ抵抗をしなかった。剣之助の言う「奥義」に、素直に従っている。
丁寧に塗られたピンク色の唇が、微かに開かれて震えているのがわかる。
剣之助の手は、今まで避けていた乳首ももはや気にすることなく、包むように、なぞっては揉んで、またなぞっては揉んだ。







★ 「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」07につづく ★
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白夜

白夜 -hakuya-

Author:白夜 -hakuya-
アマチュア官能小説家


39才男性
都内某所にて
自営業の傍ら
あくまで趣味で
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普段は好感のもてる清潔な
そこそこイケメンです
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