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白夜の官能小説

官能小説、アダルト小説のようなものを、あくまで趣味で書いています。あくまで趣味なので、厳しいことは言わないでね。

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「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」12

「フロントでございます。あの、外からお電話なんですが。“窓の男”とお伝えすればわかる、と。おつなぎしてよろしいでしょうか?」
剣之助は即座に応えた。
「つないでください。」
電話が切り替わると、“窓の男”が出た。さっきのギャラリーの中の一人のようだ。
「さっきの手の動きでこの部屋が2315だと、よくわかりましたね。」
窓の男がと聞いた。
「電話してしまってよかったんでしょうか?」
「もちろん、そのつもりですから。ところで、私は今…」
剣之助は電話をスピーカー通話に切り替えた。
これで“窓の男”の声が瑞穂にも聞こえるようになった。同時に瑞穂が発する声も窓の男に伝わることになる。
「ベッドでさきほどの美人を愛撫しているところです。」
剣之助が続けると、瑞穂の目が驚きで丸くなった。
「え?電話の人、さっき見ていた人なの?いやっ、どうして?どうして?」
剣之助は、瑞穂へのクリトリスの指の愛撫を再開した。
「あ!ダメ!聞かれてるんでしょ?イヤ…あ、あ、ああ!」
“窓の男”が言った。
「すごくいい声ですね。美人でそんなに色っぽい声なんて、最高だなあ。」
瑞穂が反応する。
「ああ、聞かないで、ああ、イヤ、でも、ああ、気持ちいいっ」
こうした状況に瑞穂が嫌悪を抱くようなら、すぐに中止をしようと思っていた。しかし、瑞穂は恥ずかしさはあっても嫌悪は抱いていない。おそらく、このプレイは瑞穂にとってやがて甘い羞恥となり、かつて味わったことのない悦びを経験するに違いない。剣之助は確信した。






剣之助はクリトリスへの甘い愛撫を続行しながら、肩を抱いて耳元で挑発してみることにした。
「瑞穂、気持ちがいいんだろ?どこが気持ちいいのか言ってごらん?」
「ああ、そんなこと、言うの?聞かれているのに?瑞穂に言わせるの?ああ、いい、そこっ!」
「やめてもいいの?」
「いやっ!やめないで!やめないで!…触って、いっぱい触って、お、お、オマ」
「やめちゃおうかな。」
「いや、いや、お、お、…オマンコ…アア…」
“窓の男”がゴクリと唾を飲み込む音が聞こえた。

「瑞穂さん、いやらしいなあ、どこが気持ちいいんだって?」
“窓の男”も一緒になって瑞穂を責める。
「ほら、どこが気持ちいいんだって聞いているよ?教えてあげなよ?」
「はああ、はあ、いい、お、オマンコが、いいの、いいの。」
クリトリスを揉み回しする指が、愛液でクチュチュ、クチュチュと音を立て始めた。
「あーっ、イク、いい、いいっ」
“窓の男”がさらにけしかけた。
「どこがいいか言いながらイクんだよ、奥さん。」
「いいっ、オマンコいいっ、オマンコいいっ、ああっ、オマンコイックーッ!」

白足袋の中の瑞穂の指先が、おかしな方向につっているのがわかった。








★ 「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」13につづく ★
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「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」11

それでも剣之助はまだ瑞穂をベッドには連れていかず、大きなガラス窓の前で瑞穂を全裸にし、否、正確には白足袋を履いたままであとは裸という、艶めかしく半端な格好の瑞穂なのだが…自分も全てを脱ぎ去った。
着痩せする瑞穂は、裸になると意外に広い肩幅や厚い胸板があり、その上にふっくらとした乳房が乗っている。剣之助は、そんなボディラインといい、高貴な目の吊りあがり方といい、名前は思い出せないがかつてオリンピックで活躍した美人のシンクロナイズドスイミングの選手を思い出していた。
瑞穂の背後から、剣之助は片手で瑞穂の下腹部を支え、もう片方の手でマンコを愛撫した。瑞穂は、窓の外の誰かに見られるのではないかという不安を拭うように、必死に目を閉じて快感にうち震えていた。
「ああ…剣之助さん、気持ちいい…ねえ…もうイッていい?イッちゃいそう…」






その時、剣之助の目に向かいのオフィスビルの人影が映った。窓越しに外を眺めていたネクタイ姿の男が、向かいのホテルでガラス窓にへばりつく裸の女に気づいたのである。男は近くに同僚に声をかけているようだ。3人のビジネスマンが瑞穂の感じる姿に注目した。
「あうあ…イッちゃいそう…」
「ねえ、目を開けてごらん?瑞穂が感じる姿を男達が観察してるよ。」
瑞穂は驚いてハッと目を見開き、男達を確認すると、
「イヤーッ!イヤよ!見ないでっ!でもっ、でもっ、剣之助さん、瑞穂いますごく気持ちいいの!やめて欲しくない!だって、イキそうなんだもの!」
「じゃあ、イクところ、見せてあげればいい。」
「ああ!恥ずかしい!恥ずかしいけど、イ、イキそう…イク…イッチャウ…イヤッ、見ないでっ!アアッ!剣之助さん、もっとオー!」
剣之助は指の動きを加速した。

剣之助が窓の向こうのオフィスビルを見ると、3人のビジネスマンはこの部屋をいまだ凝視していた。無理もない。一度イカされた美人が、今も全裸になって晒されているのだから。
剣之助は、裸で放心した瑞穂をたっぷりとギャラリーに見せながら、片方の手でガラス窓に大きく数字を書いた。
「2・3・1・5」
この部屋のルームナンバーである。

ベッドに横にされた瑞穂は、剣之助の口づけで我に返った。
「…剣之助さん、私、知らない男性達に裸を見られたわ…イクところも…ああ、恥ずかしいわ。」
瑞穂の股間に手をやり、剣之助はクリトリスを探り当てた。
「ハアン…イイ…」
「いいの?ここ?…」
「うん、そう、そこ…はあ…そこ気持ちイイの…もっと…」
中指でコリコリと刺激する。
「はああ、また、またイッちゃう…また、また…」

そこへ、部屋に備え付けのコードレス電話が鳴った。剣之助は愛撫を中断した。電話はフロントからだ。







★ 「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」12につづく ★
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「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」10

「成り上がりの奢り高ぶった根性を叩き直すには、金というものがいかに無力であるか、身をもって知らしめてやることだよ。」
港区の一等地にある超高級マンションの最上階。
一人で暮らすには広すぎて持て余す剣之助のマンション。
そのまた会議室のように広いゲストルームで、親友の川添は剣之助に言った。生まれてこの方、金に不自由したことなどない剣之助と違い、貧しさを身をもって知っている川添の言うことは実に説得力がある、と剣之助は感心していた。
「金というものがいかに無力であるか、身をもって知らしめてやる、か。なるほどねえ。」
剣之助は、なぜ自分が今まで川添を信じて来られたのかを考えていた。幼馴染みで、ただなんとなくウマが合った、それだけではない何かを。
そんなことは知るよしもなく、川添はゲストルームに備え付けの最高級の葉巻を手に取ると、その匂いに顔をしかめてテーブルにポイと投げ捨てた。
「こういうこと言うのも何だが、俺と違って川添はお金のありがたみを心底知っている人間だ。だから、俺はお前に会社を任せたいと思ったんだ。」
照れたのか、川添は軽口で言葉を返す。
「まあな、俺の努力の甲斐があって、会社は順調過ぎると言っていいほど成長してる。剣之助が社長なんかやってたらすぐに倒産してたよ。」
と、親指を突き立てて笑った。

片や、働きたくないから親友に会社の経営を譲る生粋の大富豪。片や、貧しい家庭に育ちながら大富豪の代わりに会社を託され、類希な手腕を発揮する親友。互いが無いものを与え合っているとは言え、幼馴染みのこの2人の信頼関係は他人には理解しづらいに違いない。

「じゃあ、こういう作戦はどうかな?」
「おお!悪くない、さすが俺の幼馴染み、神童・川添だ!」
「剣之助、まだ何も言ってないうちから茶化すな。」






「私の仲間がね…こういうアイデアを考えたんですよ…奥さん、どう思います?」
ホテルの一室で、はだけた襦袢の合間から胸を揉みしだきながら、剣之助が瑞穂に聞いた。
「“奥さん”なんて、他人行儀はイヤ…あっ…あん…瑞穂って呼んで。あ…」
「瑞穂、どう思う?」
「んあ…あまり、よく、あ…わからなかったわ内容が…はあ…だって、そんな風に胸をされたら、あ…気持ちよくて、あふぁ…」
「簡単に言うと、金絡みでご主人に赤っ恥をかかせるということです。」
耳元に息を吹き掛けるように囁く。
「ああ…要するに、いかにお金が無力かっていうことを、思い知らせるっていうこと?…あっ…」
耳たぶを舐めながら間近で眺める人妻・瑞穂の横顔は、やはり美しい。
着物姿の今日の瑞穂は、まるで謝恩会に出かける美人若奥様のような感じだ。
少し吊り上がった目が快感で泣きそうに歪んでいる。
よじれてよろけそうになり、瑞穂は目の前の大きなガラス窓に片手をついた。
「ねえ、カーテンを締めましょ。23階とはいえ、誰かが見ているかもしれないわ…あそこにあるビルとか…」
「あれはオフィスビルですね。いいじゃないですか、見せつけてやりましょうよ。」
剣之助は思いきり瑞穂の襦袢を上までたくし上げた。
「ヒャン!イヤ…本当に見られちゃう…」
急いでたくし上げられた襦袢を下に押し戻そうとするが、非力な瑞穂には剣之助の力強い動きは抑えることができない。するりと片方の手が前から入り込んだかと思うと、剣之助は手の平で、瑞穂のマンコを直に強く押迫した。
「アアッ」
ガラスに手を付いて固まった隙に、すばやく帯紐をほどいた。大きなガラス窓の前で、瑞穂は全裸寸前の状態で、背後の男から愛撫を受けている。
押迫していた手の平をグイ、グイ、と擦るように回すと、瑞穂がすでに愛液で柔らかになっているのを感じた。指を立てると思った通り、中指と薬指が何の抵抗もなくニュルリと膣の中に入った。
「ハアアア…」
長い溜息のようなあえぎと共に、瑞穂は内股で崩れ落ちそうになる。
「うれしいよ、もうこんなになって。」
剣之助は瑞穂の敏感な肉体を賛美した。






★ 「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」11につづく ★
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「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」9

2度目の挿入は、フェラチオを終えた瑞穂を上に乗せ、やはり最初と同じように、ゆっくりと半分まで差し入れる。
「瑞穂、いい?」
「はああ…いい…すっごくいい…」
上半身を反らせて、答える時は顔だけ下に向ける。そんな瑞穂の表情は、恥ずかしさと快感が交錯して、険しくもなり、だらしなくもなる。くびれた腰を持って、ゆっくりと根元まで引き入れる。1回目より抵抗がなく、受け入れる瑞穂も待ち望んでいたのがわかる。
「ああ…おっきい…」
「痛い?抜こうか?」
「大丈夫よ…ああ…」







両手で腰をもって、瑞穂に動きの指示を送る。瑞穂はその「だんだん速く」という指示に従い、体を上下にする速度を速めていく。乗馬の速足のようなリズムになり、瑞穂の張りのある胸が縦に揺れ続ける。
「あっあっあっあっあっ…」
高まる快感に少し気が遠のいて、首の関節が外れたかのようになった。声も出さなくなったから、すでに気を失っているのか?…剣之助は、下からグイと力強く奥まで突き上げた。
「ウアーッ!」
意識が呼び戻されると共に、瑞穂は口元をアワアワと震わせて昇天し、剣之助の胸元へと墜落した。

上下を入れ替え、瑞穂を下にすると、今度は瑞穂の両方の足首を持ち、肩の上まで持ち上げる荒々しいポーズで、最奥まで届くように狙った。布団から腰が浮いて、高々と両足を上げさせられた瑞穂が、助けを求めるような視線を男に送るのだが、男はそれを無視して予定通り最奥まで届けた。
瑞穂は訳のわからない言葉を叫び続けた。
切れ長の瞳から涙を流して、首を振り続けて泣き叫ぶほかなかった。
射精時に剣之助が抜き取ってもパニックはおさまらない。
振り続ける髪をつかみ、剣之助は銃の照準を合わせるように、ザーメンの発射を開いたままの瑞穂の唇に向けた。
照準はそれて鼻の下に向けられたせいで、瑞穂は大量に白い鼻水を垂らした馬鹿な子供のような顔になった。
ザーメンが、そこからドロドロと開いたままの口の中に落ちていった。



スーツに戻った剣之助に、着物を着終え身支度を済ませた瑞穂が、部屋の小さな丸テーブル越しに向き合った。
「剣之助さん…今日は…ありがとう。」
「貴方を助けたいと思った。心も、体も。」
「嬉しい…これからも、瑞穂のこと助けて…」
「もちろんです。しっかり調査をして、貴方の期待に応えます。」
「はい…だけど、それだけじゃなくって…こうして、ホテルで…」
瑞穂がうつむきながら小声で本音を告げた。
裕福な層だけが持つ、特有のおっとりとした輝きに、性の悦びが蘇り、艶めかしさが加わった。この部屋に来る前よりも、瑞穂は遥かに艶を増して美しくなっていた。







★ 「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」10につづく ★
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「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」8

瑞穂のようなセックスのブランクがある女に、剣之助の巨根、26センチ砲を根元まで飲み込ませることは不可能である。全体の半分まで時間をかけて差し込むと、そこまでの過程だけでどうやら瑞穂は一度オーガズムに達した。口を大きく開けてただひたすらに息を吸い込み、ある瞬間にガクンと全身が弛緩したと思うと、まるでマネキンのように動かなくなったからである。
それから、正常位でゆっくりと愛情をこめ、マンコを攻めた。瑞穂は今や長襦袢を腰紐だけがつなぎ止めている状態なので、上半身は袖が抜けているし、下半身は羽織っていないのも同然になっている。
「奥さんのこと、瑞穂って呼んでいいですか?」
「よ、呼んで、あっ、呼んでっ、ああ…」
「瑞穂、すごくいいよ。瑞穂は?」
「いい…剣之助さん、アア…い…い…」
瑞穂は剣之助に組み敷かれながら、剣之助の目をしっかり見つめているが、押し寄せる快感で視線が空を彷徨う。時おり白目がちにもなっている。そして自分をしっかり保とうと思い直し、再び剣之助に視線が戻ってくる。
「瑞穂、気持ちよくてイキそうだ。1回イッていいかい。」
「いいです、いいよっ、1回イッて、イッて、イッて。」
「瑞穂も一緒にだよ。ほらっ。ほらっ。」
今までより2センチほど深めに差し入れて若干速度を上げると、瑞穂は目を白黒させて絶叫し、グッタリとした。生でチンポを差し入れていた剣之助は、寸前に抜き取ると、起き上がり、ザーメンを瑞穂の胸元に放出した。オーガズムの瑞穂は何度か白目になった後、うっすらと笑みを浮かべたような弛緩した顔で動かなくなった。








窓からの薄明かりの中、瑞穂は布団から起き上がり、脱がされてすでに意味がなくなった腰紐をほどくと、中途半端な襦袢姿から全裸になった。そして再び布団に滑り込むと、剣之助の横に遠慮がちに寄り添った。そして剣之助が肩を抱くと、その胸に顔をうずめた。
30分ほど、無言で抱き合っていただろうか。しばらくして、瑞穂が口を開いた。
「剣之助さん、お話しても、いい?」
「何でしょう?」
「今日、貴方に会った瞬間から、貴方に抱かれる…って、予感しました。」
「…」
「…抱かれて、よかった…」
妖艶だが計算のない流し目を向ける瑞穂に、剣之助は唇を重ねた。瑞穂の口の中で舌を回転させると、瑞穂が開けられない口の中で「はむん…むふ…」と、息苦しさと甘美を入り交えながら悶える。手を、瑞穂の背中からお尻へと滑らせ、後ろ側から割れ目に分け入ると、さっきのセックスの余韻とは異なる、新しい潤いがそこを満たしていた。
「奥さん、もう濡れている。」
「んはあ…奥さん、は、イヤ…」
「瑞穂…」
瑞穂は手を下の方にずらし、剣之助の萎えたチンポをそっと握ると、上半身を起こして顔を男の股間に近づけていった。瑞穂が咥えようとする一物は、萎えてもなお大きかった。
「ピ、チュ、んは、チャプム…んは…」
ふだん上品な和風美人が、その小さな唇を精一杯に開けてフェラチオをする横顔を、剣之助は堪能した。







★ 「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」09につづく ★
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「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」7

「はあ…」
瑞穂の溜息の中に、今までとは違う性質が混ざってきた。
落ち着きをなくした下半身がよじれて、襦袢の裾がめくれる。純白の足袋と生脚が露出し、白く眩しい内腿が晒された。剣之助は、かまうことなく乳房全体を柔らかになぞっては揉んで、なぞっては揉んでと、黙々と続ける。
「は…あ…は…」

剣之助は一度立ち上がり、瑞穂の足先へと移動する。めくれかかった襦袢の裾などおかまいなしに、それをさらに左右に開く。
瑞穂が小さく「や」と言って足を閉じようと力を入れたが、剣之助はかまわず足の間に入った。両膝に手をあてて押さえつけると、瑞穂はそれ以上抵抗しなかった。
女は今や、上半身ははだけて乳房を晒され、下半身は裾をまくられ、足を開かれて押さえつけられている。当然、下着は付けていない。

膝を包んでいた両手を、ゆっくりと足の付け根の方向にスライドさせながら、またさらに襦袢の裾ははだけられていく。これで完全に股間の恥部は露出された。男は女の内腿を押し揉みし、股間の中心へと接近していく。
指は、やがて下着を付けていない瑞穂のプックリした恥肉を捉えた。割れ目の周囲のふくよかな部分が押し揉みされる。男の指が、間違いなく陰毛の密集している辺りに触れているのがわかる。男はそれを目の当たりにしているのがわかる。
ああ、私のあそこを、すぐ近くで見ている…私のあそこが、見られている…きっと私、濡れちゃってる…濡れてるの、見られている…ああ…

剣之助はさりげなく瑞穂の顔を伺ってみた。すると、瑞穂はこれ以上ないというほどのせつない表情で目を閉じていた。もはや泣き出す寸前だった。







剣之助は、瑞穂の両足の間から静かな動作で移動し、仰向けの瑞穂の片側に添い寝をした。そして耳元でゆっくりと囁いた。
「奥様、施術はこれからです。」
「…はい…お願いします。乾さん、お願い…します。」
これから自分が何をされるのか、瑞穂はだいぶ前から覚悟をしていたのかもしれない。ここから先は、マッサージではなく、本格的な愛撫が始まることを。
剣之助の指が太ももからスーッと上に動き、瑞穂のマンコの割れ目を下から撫で上げた。予想していた通りに、そこは温かく濡れていた。
「ム、ムン、ウンハ。」
「我慢しないでいいのですよ、奥様。」
一度休み、再度同じ動作を繰り返した。
「ムン…ハ、アッ。アッ。アッ。」
「美しいお体に鬱憤が溜まっているんです。心を開放しましょう。」
「…はい…乾さん…お願いします。」
「剣之助、と呼んでください。」
指の腹をクリトリスに当て、円を描くように動かした。
「フアアッ。剣之助さんっ、ウア、ウアアッ。」
瑞穂は長襦袢の襟元から乳房全部をこぼれ出させ、裾は完全にマンコを晒した状態で、天井の一点を見つめたまま、息を弾ませてあえいだ。その横顔を観察しながら、剣之助は指の動きを速めていった。
「ヤッ、ヤ、イヤッ、剣之助さん、ヤ、イクッ、イクーッ!」
細い足首の筋肉が筋を立て、純白の足袋の爪先がつったように外側に尖る。
瑞穂が激しく息を弾ませていた。
剣之助はそっと瑞穂の肩を抱いて、「大丈夫?」と囁いた。瑞穂はまるで初めて会った人のように剣之助を凝視すると、抱きついて唇に唇を強く押しつけてきた。







★ 「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」08につづく ★
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「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」6

強く遠慮をしていた瑞穂だったが、剣之助のしつこい押しに根負けし、すぐさま本格的なマッサージを受けることになった。
剣之助が部屋を取ると、瑞穂は言われるがままに、ホテル上階の一室に剣之助の後を付いて入る。通されたのは、このホテルでは珍しく和室を備えた特別室だった。
「奥様、本格的なマッサージを行うので、横になっていただきたいのですが。」
「あ、それだと、今のこの状態では無理ですね。帯をほどいてもよろしい?」
瑞穂は躊躇なく帯をほどいた。ただ、それでは逆にだらしないと感じ、さくさくと純白の長襦袢姿になった。剣之助を信頼しての姿だ。
瑞穂は和室に敷かれた布団に仰向けになった。ゆっくりと目を閉じ、剣之助に身を委ねる支度が整った。







小一時間、瑞穂の全身をほぐした。その手技は瑞穂に快いリラックスを与えた。あまりの心地よさに何度か眠ってしまった。まるで生き返ったように感じる。
しかし、剣之助の言葉は意外なものだった。
「ひと通りやりましたが、奥様、これでは不完全です。」
剣之助は瑞穂に気持ちを語った。
「奥義が必要かもしれない。」
仰向けのまま目を閉じ、しばらく沈黙していた瑞穂だったが、やがて小さな声で剣之助に告げた。
「お任せいたします。何もかも。」
それはひどく落ち着いた、何かを覚悟したような感じでもあった。
「ゆっくりと続けていきます。逆らうことなく、素直に波を受け入れてください。」
瑞穂が微かに頷いた。そして目を開けると、剣之助の瞳を一心に見つめた。



触れるか触れないかの力加減で、剣之助は、手をみずほの首筋から鎖骨の下まで滑らせていった。そしてゆっくりと邪魔な襦袢の襟元を左右に引き、さらにその奥へと指を滑らせていった。瑞穂が深い溜息をつく。剣之助の手の動きは、繰り返されるたびに襦袢の襟元を広げていった。
手は乳首のすぐ脇まで到達した。襟ははだけたように左右に広がり、やがて乳房の全体が晒された。眼下には、瑞穂の白く厚い胸板が広がる。さらにそこに盛られたような柔らかな乳房を、今度は下の方から押し上げるように揉み込んでいく。とうに乳房があらわになっていることを知っていても、瑞穂は何ひとつ抵抗をしなかった。剣之助の言う「奥義」に、素直に従っている。
丁寧に塗られたピンク色の唇が、微かに開かれて震えているのがわかる。
剣之助の手は、今まで避けていた乳首ももはや気にすることなく、包むように、なぞっては揉んで、またなぞっては揉んだ。







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白夜

白夜 -hakuya-

Author:白夜 -hakuya-
アマチュア官能小説家


39才男性
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そこそこイケメンです
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