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白夜の官能小説

官能小説、アダルト小説のようなものを、あくまで趣味で書いています。あくまで趣味なので、厳しいことは言わないでね。

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「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」11

それでも剣之助はまだ瑞穂をベッドには連れていかず、大きなガラス窓の前で瑞穂を全裸にし、否、正確には白足袋を履いたままであとは裸という、艶めかしく半端な格好の瑞穂なのだが…自分も全てを脱ぎ去った。
着痩せする瑞穂は、裸になると意外に広い肩幅や厚い胸板があり、その上にふっくらとした乳房が乗っている。剣之助は、そんなボディラインといい、高貴な目の吊りあがり方といい、名前は思い出せないがかつてオリンピックで活躍した美人のシンクロナイズドスイミングの選手を思い出していた。
瑞穂の背後から、剣之助は片手で瑞穂の下腹部を支え、もう片方の手でマンコを愛撫した。瑞穂は、窓の外の誰かに見られるのではないかという不安を拭うように、必死に目を閉じて快感にうち震えていた。
「ああ…剣之助さん、気持ちいい…ねえ…もうイッていい?イッちゃいそう…」






その時、剣之助の目に向かいのオフィスビルの人影が映った。窓越しに外を眺めていたネクタイ姿の男が、向かいのホテルでガラス窓にへばりつく裸の女に気づいたのである。男は近くに同僚に声をかけているようだ。3人のビジネスマンが瑞穂の感じる姿に注目した。
「あうあ…イッちゃいそう…」
「ねえ、目を開けてごらん?瑞穂が感じる姿を男達が観察してるよ。」
瑞穂は驚いてハッと目を見開き、男達を確認すると、
「イヤーッ!イヤよ!見ないでっ!でもっ、でもっ、剣之助さん、瑞穂いますごく気持ちいいの!やめて欲しくない!だって、イキそうなんだもの!」
「じゃあ、イクところ、見せてあげればいい。」
「ああ!恥ずかしい!恥ずかしいけど、イ、イキそう…イク…イッチャウ…イヤッ、見ないでっ!アアッ!剣之助さん、もっとオー!」
剣之助は指の動きを加速した。

剣之助が窓の向こうのオフィスビルを見ると、3人のビジネスマンはこの部屋をいまだ凝視していた。無理もない。一度イカされた美人が、今も全裸になって晒されているのだから。
剣之助は、裸で放心した瑞穂をたっぷりとギャラリーに見せながら、片方の手でガラス窓に大きく数字を書いた。
「2・3・1・5」
この部屋のルームナンバーである。

ベッドに横にされた瑞穂は、剣之助の口づけで我に返った。
「…剣之助さん、私、知らない男性達に裸を見られたわ…イクところも…ああ、恥ずかしいわ。」
瑞穂の股間に手をやり、剣之助はクリトリスを探り当てた。
「ハアン…イイ…」
「いいの?ここ?…」
「うん、そう、そこ…はあ…そこ気持ちイイの…もっと…」
中指でコリコリと刺激する。
「はああ、また、またイッちゃう…また、また…」

そこへ、部屋に備え付けのコードレス電話が鳴った。剣之助は愛撫を中断した。電話はフロントからだ。







★ 「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」12につづく ★
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白夜

白夜 -hakuya-

Author:白夜 -hakuya-
アマチュア官能小説家


39才男性
都内某所にて
自営業の傍ら
あくまで趣味で
書いています
普段は好感のもてる清潔な
そこそこイケメンです
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