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白夜の官能小説

官能小説、アダルト小説のようなものを、あくまで趣味で書いています。あくまで趣味なので、厳しいことは言わないでね。

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「大富豪、時々探偵。 第二話:放蕩夫にお仕置きを」1

「ウフフ…」

剣之助のマンションのバスルームは、だだっ広い。間取りが贅沢な分だけ広いのは当たり前と言えば当たり前なのだが。そこに、礼子の笑い声がこだました。
銀座の高級クラブの人気ママ・礼子が、白く輝く肉体を泡だらけにして、楽しそうに剣之助の体を洗っている。礼子が前回に剣之助のマンションを訪れたのは1年前だった。その間、剣之助に会いたくて仕方がなかった。こんな風に甘い時間をすごくのは久しぶりである。嬉しさが表情や声にこぼれてしまう。
「ん?どうかした?」
剣之助が尋ねた。
「…思い出していたの、5年前のこと。」

5年前のこととは、まだ礼子がクラブのママとして成功していなかった頃のことである。ふと訪れた剣之助は、礼子に会い、その心の清らかさ、まっすぐさを感じた。そして、仕事に自信を無くしていた礼子を励ましたりもした。
そこで気分屋の剣之助は、心優しい礼子のために、店のありったけの高いお酒を全部注文し、礼子に多大な売上げをプレゼントしたのだ。礼子はそんな剣之助の剛毅さに感動し、もう一度頑張ることを決心できた。
今、クラブの押しも押されもせぬナンバー1として礼子が君臨できるのは、そんな剣之助のおかげなのである。それなのに、剣之助は何の見返りも求めて来ない。だから礼子は自ら押し掛けてしまうのである。
礼子に会いたいと願う客は今や何百人といるし、誰もがこの女を抱いてみたいと思っていることだろう。しかし、礼子の方から体を捧げる男は、ただ一人、剣之助だけである。
そこまで思っているのに、1年に一度くらいしか会いないというのが、礼子には歯がゆい。

贅肉の少ない体に、ぽっこりと形のいい乳房。ボディシャンプーの泡が礼子の乳首にちょこんと乗っている。髪をポニーテールにして、細いうなじがあらわだ。知的な笑顔と、抱き心地のよさそうな肉体を求めて、あわよくばと大企業のお偉方や高級官僚が礼子の店に通い詰める。しかし、彼らはこの体を想像することくらいしかできない。




剣之助が目の前にあるくびれをすーっとなぞると、礼子が嬉しいような恥ずかしいような感じで、
「やん。ウフフ…」
と微笑んだ。
「みんながこの体、狙ってんだろうなあ。店で大金使って、礼子を何とかしたい、って思ってんだろうなあ。それなのに、俺は幸せ者だなあ。こんな風に尽くしてもらって。」
礼子の細い指が下腹部に行き、優しいタッチでチンポやアナルを洗う。
「だって、剣之助さんは、特別な人だもの。礼子、あの時、感動して涙が止まらなかったんだから。」
「あのくらいの金は、どうってことないよ。」
「剣之助さんにはどうってことないかもしれないけど、気軽にそんなことできる人なんていないのよ?それにね、要はお金の額じゃないの。気持ちなの。」
「そう、さすが礼子、よくわかってる!そうだよ、お金は額じゃない、気持ちさ!ハハハ!」


★ 「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」02につづく ★
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「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」10

“春日と和香、役所に婚姻届を提出。”という尾行係の最後の報告があってから、一カ月が経った。
その時点で調査は打ち切っていたのだが、何度か春日の方から電話をしてきた。
「和香の件で直接お礼が言いたいので、時間を作ってほしい。」
「礼には及ばないです。」
と言って面会は断り続けていたら、ついに今日、手紙が届いた。

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乾剣之助様

春日正男です。

ご面会いただけないようですので、こうしてお手紙でご無礼いたします。
乾様のご尽力により、晴れて私と和香は夫婦になることができました。
彼女と私が夫婦だなんて、いまだに夢のようです。
乾様には何とお礼を言ったらいいのかわかりません。
それに伴い…本当は直接、この感動をお伝えしたかったのですが…
夫婦として、男と女の関係になりました!
彼女は、私に処女を捧げてくれたのです!
剣之助様には足を向けて寝れないと心底感謝しております。

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剣之助は手紙の文面を追いながら大笑いした。
「女ってのはまさに女優だ。でも、これで二人が幸せになれたんだから、それで良し。」
すると、久しぶりに剣之助の超高級マンションに訪れた有閑マダムの美和子が、我慢しきれないらしく、剣之助の足の親指を口にスッポリと咥え、ナプ、ナプ、と時おり意識的に卑猥な音を立てながら、上目づかいで微笑んだ。
「何だかとってもいい内容のお手紙みたいね。ウフ。」
剣之助の23センチ砲による攻めが忘れられなかった美和子は、何度も剣之助に再会を求めたのだが、曖昧な返事ばかりでじらされているようであった。数カ月ぶりに会えた今夜は、たっぷり欲しい。そんな気持ちでいっぱいだ。
美和子はすでに体のラインがクッキリと出たワンピースを脱ぎ捨てて、素っ裸の格好で、着衣でソファに座る剣之助の脚先にひれ伏すようにして足の指を舐めている。
「さえない男が、ついに天使のような美女のハートをキャッチしたのさ。」
春日と和香のいきさつを映画のキャッチフレーズ程度にまとめると、美和子は剣之助のベルトを外して、だらんとした一物を咥えようとしていたところだった。
「アーン、それは素敵だわあ、アム…ニャム…ああ、オイシイ…」
美和子の大きな乳房の頂点にある勃起した乳首が、剣之助の太ももで擦られている。美和子は実に美味しそうにチンポをしゃぶる女だ。引きつって三日月型になった目が訴える。
「ネエーン、お手紙は後でじゃ、ダメえ?」
「あのね、この続きが傑作なんだ。読んであげるよ。」



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ところで、乾様
こんなにお世話になっておきながら図々しいのですが、ひとつ、
ご相談にのっていただきたいことがあるのです。
処女を奪ってからというもの、私は和香を愛し続けています。それはもう、毎晩…。
そんなですから、和香の方も、セックスの快楽を次第に知っていくようになりまして…ハハハ。
いやまあ、私が最初の男だし、セックスの味を教えたのは私です。
そんなわけですから、悪いのは他でもない、私なのですが…。ハハハ。
最近ではもう、和香の方が何倍も積極的です。しかも、何度も…。
恥ずかしながら、私が休みの日などはパンツを履く暇もないくらいなんです…。
これでは私の体が持ちません…。

乾様

火をつけてしまった女の性欲を減退させる方法って、ないものでしょうか?

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剣之助は笑い声を上げながら手紙を投げ捨てると、美和子を引き寄せて、欲情して充分に濡れそぼったオマンコに23センチ砲の照準を合わせた。







★ 「大富豪、時々探偵。 第一話:天使の素顔」 終わり ★

「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」09

「春日さん、いいですか、この通りにやるんですよ?そうすれば、井川和香は貴方のものになる。わかりましたね?」
そう言って、あの探偵さんに何度もこの日の練習をさせられた。おかげで、やることの一部始終はもう頭の中に叩き込まれている。
指定されたカフェに行くと、探偵さんが言っていた通り、井川和香は隅のテーブルでポツンと俯いていた。和香が謎の理由で会社を辞め、重役との婚約も破談になったと噂で聞いてから、久しぶりに見た和香の姿だ。どこか悲しげな印象を受けるが、それでも、薄いブルーの清楚なブラウス、快活なフレアーの膝上スカート、スカートに合わせた水色の可愛らしいパンプス、そんないでたちが眩しい。そこから覗く美脚はひときわ輝き、店内の男達の視線を釘付けにしている。キリッと背筋を伸ばし、涼しい瞳で前を見つめる姿は、近寄りづらい感覚さえ覚える。まさに天使だ、と春日は嬉しくなった。







何とも不自然な演技で、春日は和香の隣りの席に近づいた。
「あれ、井川さん…井川和香さん…ですよね?」
「あ、あの、確か営業二課の…」
「春日です。春日正男。」
「ああ、そう、春日さん。ごめんなさい、お名前、出て来なくて。」
「そんなことより、会社お辞めになったんですよね?ここで何してるんです?」
春日は精一杯、練習した通りに演技を続けた。
「あ、あの…人を待っているんです。ここで出会った人を。来ないこと、わかっているんですけど…」
「あ、それ、わかります。僕も来ない相手をずっと待ったことありますから。」
「春日さんも、ですか?」
「はい。あ、そうだ!ずっと一人じゃ退屈でしょう?これからは僕がずっと付き合ってあげますよ!」
「そ、そんな、どうして…」
「嫌ですか?だったら、こんな退屈なことは止めて、僕と食事にでも行きましょうよ!食事に付き合ってくれないんだったら、僕、毎日ここに来て、井川さんと一緒にその人のこと待っちゃいますよ?そんな退屈なことに僕を巻き込むのは嫌でしょ?僕も嫌だなあ!だから食事に行きましょう!」
努めて明るく自然に、とは探偵さんから言われたが、どうしても緊張で声が上ずってしまう。“がんばれ!”春日は心で自分にゲキを入れた。
春日の方を見て、驚いた顔をしていた和香が、プッと吹き出した。
「何だか変な理屈で、笑っちゃった。春日さんて面白い人。」



正直、この時の和香は、春日に何ひとつとして男としての魅力を感じなかった。けれども、和香が今まで関係を持ってきた男にはない、何かキラキラしたものが春日にはあった。あのピュアな、少年のような瞳のせいなのかもしれない。その輝きは、和香がしばらく忘れていたもののように思えた。
「和香さん、ここのラーメン、美味しいんですよ!ここのラーメン食べたら、もうすごい元気になっちゃいますよ!さあ、食べて食べて!」
春日の言う食事とは、酒も色気もない、本当に“食事”だった。
「春日さん、本当にありがとう。私みたいな女のために…」
今まで溜め込んでいた空しさが、涙になって一気に流れそうだった。
「さ、食べて食べて!」
「うん…ズル、ズル…春日さん、美味しい。私、こんなに美味しい物食べたの、初めて…」
涙をこらえながら、上品に口を手で隠しながら目を細めて笑う仕草を見て、春日はあらためて思った。
“やっぱり、この人は地上に下りてきた、汚れなき天使だ…”







★ 「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」10につづく ★
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「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」08

気がつくと、窓の外が明るくなっている。ケンタロウの仮住まいするホテルの最高級スイートルームで、そんな朝が何日も続いた。
「ああ、今日も会社休もう…」
そう呟いて、傍らで眠っているケンタロウの腕の中にもう一度滑り込む。



出会って2、3日は、自宅・会社・ケンタロウのいるホテル、というトライアングルを行き来していた。そのうちに、必要な着替えや化粧道具、日用品の一切をホテルに送ってしまうと、いつしか自宅には戻らなくなってしまった。
仕事を終えてケンタロウのホテルに直行すると、バスルームでケンタロウに肉体をすみずみまで洗ってもらう。その後は服を一切着ることなく、ケンタロウの求められるままに肉体を開く。場所はベッド、洗面、ゲストルームに続く廊下、ダイニングテーブルの上など、制約が無い。ルームサービスでゴージャスなホテルの夕食を取り終えると、食後はケンタロウに命ぜられるままにディルド―を使ったオナニーを公開する。時にはフルーツたっぷりのスイーツのような交わりがあり、時には前戯のない状態で押し込まれ、最後には涙を共にイキ果てるような、獣のような交尾がある。和香のオマンコは日々拡張されていくので、ケンタロウの26センチ砲は根元までズブズブと埋め込まれる。今まで味わったことのない地獄のような天国のような連続に、和香は日夜、泡を吹いてそのまま眠りにつく。そんな状態で会社に出勤していくうちに、和香の様子の異変に同僚が気づき始めた。
「井口さん、さっき太ももの辺りをギュッと抑えて震えてたよ…」
「和香ちゃん、何度もトイレに行くけど。」
「あのね、ウワサなんだけど…彼女、トイレで…オナニー…してるって…」
「まさか…我が社のお嫁さんにしたいナンバー1の井口さんが?嘘だろ?」
「デスクに居てもボーッとしてるし。彼女、いったい何があったんだろう…」
ケンタロウと出会ってから10日後、和香は会社を初めて無断欠勤した。それ以来、2度と出社することはなかった。







和香にとって、あらゆるものがどうでもよくなってしまった。
「会社とか、仕事とか、別にもうどうでもいい。重役との結婚も最初からお金目当て。それもどうでもいい。私にはケンタロウさんさえ居てくれればいい。ケンタロウさんに獣のように愛されて、何度もイカされて、そして腕枕をされて眠り続けるの。それだけで、いい…」
そう言いながら、ドロドロの精液と自分の白濁液が絡み尽いた26センチ砲を、和香は嬉しそうに何度も舐め上げていた。根元まで入りきらない巨根をを少しでもと喉の奥まで送りこみ、唇がめくれるのもかまわずにものすごい形相で首を上下した。
「なあ、和香。イッたばかりなのに、またしたくなってきちゃうじゃないか。」
仰向けのケンタロウの上でしゃぶり続ける四つん這いの和香。チンポはしゃぶらせたまま、ケンタロウはオマンコを自分の顔の上に持っくるよう命じた。まだ完全に乾ききっていない和香のオマンコは、ケンタロウが舌を差し込むとみるみるうちに粘度を取り戻してきた。その間、和香はまるで生まれたての仔馬のように両手両足をよろよろとさせながら、ケンタロウの愛撫に酔いしれていた。社内の誰からも憧れの目で見られていたアイドル系の女と、ベッドの上でオマンコを刺激されながらよろよろと虚ろっている女とは、誰も同じ人物だと思わないであろう。やがて和香はケンタロウの腰の上に座らされ、再び巨大化したチンポは和香の広がり癖の付いたオマンコに納められていく。
「アーッイイイイーッ!」
勃起した巨大チンポの7割が埋め込まれて、和香はしばらく苦痛に襲われていたが、いつしかそれが途方もない快感に変わっていくのを、いつものように待っていた。ほどなく、その天国のような快感がやって来る。
「アウワイヤウキャアフイヤア…」
和香は折り重なるように押し寄せるオーガズムと共に、オマンコがメリメリと音を立てて裂かれていくような錯覚をおぼえていた。
「アアアーどうなってもいーっ!メチャクチャにしてえーっ!」



自宅マンションに届け物があるという連絡を配送会社から受けたので、和香はしぶしぶ、居付いてしまったホテルの最高級スイートから、久しぶりに自宅マンションへと帰った。届け物を受け取り、部屋でポツンとした。すると、和香は恐いほどの孤独感に襲われた。セフレが一度に消えてしまった、あの恐怖が蘇って来る。
「ケンタロウさんの所に、帰らなくっちゃ。」
またホテルへとトンボ返りをした。
ホテルのスイートルームの前に着くと、なぜかドアに開けっ放しになっていて、和香は不思議に思った。中に入ると、何もない…和香は絶句した。ケンタロウの洋服がぎっしり入ったクローゼットも空っぽである。あるのは、和香の洋服や私物だけだった。
「どうして…。」
よく見ると、小さなテーブルの上に一枚の紙切れがあった。“ケンタロウさんからのメッセージ…。”和香には直感的にそれが何かわかった。紙切れにはこう書かれていた。
「体だけの関係って、飽きるよね。グッバイ。ケンタロウ」
和香は、ゆっくりと床に崩れ落ちた。







★ 「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」09につづく ★
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「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」07

崩れ落ちようとする和香を支えながら、今度は素早く和香の後ろに回った。
「キャアッ!」
一気にパンティーを膝までずり下ろす。脱がされた勢いで、和香をフロアに崩れ落ち、四つん這いの格好になった。すかさずケンタロウが背後から両手で尻の割れ目をグイと開き、和香の可憐な肛門が明りに晒された。
「アア…。」
その中心に、人差し指と中指を束にしたものを突き立てる。すると、それは何の抵抗もなく和香の薄い毛に覆われたオマンコの中に吸い込まれていった。
「イヤアッ!」
「やっぱりなあ、中はもっとすごいことになってる。」
中で指を伸ばしたり、折り曲げたりされると、和香の全身が指の動きと同じように伸びたり曲がったりしていた。和香は首を操り人形にようにカクカクと首を振りながら、四つん這いで背後からのフィンガープレイに酔いしれている。和香の口からは、正直な心の言葉が溢れ出てしまっていた。
「イイ…イイの…ハ!そこ…そこそこっ…ああイイッ…キモチイイッ…キンモチイーッ!」
四つん這いの格好で、足首が宙に浮いている。細く美しい足首が空中で硬直し、爪先はピンと天井を指差す。清楚な飴色に塗られた足の爪が、快感でおかしな動きを繰り返す。まるで10本ともが別の生き物のように。
「イイ!イイ!イイ!アハウアイイワイワワ…イッ…ク…」
しばらくの沈黙を待って、ケンタロウは手の平で強く和香の尻を叩いた。“バチンッ!”
半分我を忘れていた和香が覚醒した。
「ヒイ―ッ!」
「さあ、俺のを咥えてくれ。」
そう言うと、明るい部屋の中、全裸の和香はまるで奴隷のように、震える手つきで棒立ちするケンタロウの服を脱がせていった。ネクタイ、シャツ、アンダーシャツ、ソックス、ベルト、ズボン…そして下着に手が行った時、和香の手が何かに驚いて止まった。
「え…あの…貴方のって…すごく…大きい…の?」
「脱がせてみればわかる。」
パンツを脱がしたとたん、和香は茫然とした。
「大きい…すっごい大きい…アア…見惚れちゃう…」
今にも頬ずりしそうな和香を抱え上げると、ケンタロウは和香をソファに倒し、仰向けの和香の股間をこれ以上は無理だというくらいに左右に広げた。和香の粘液まみれのオマンコは充分過ぎるほど受入れ体制が整っている。
「和香、欲しいか?」
「来て、来て、お願い…」







ケンタロウは自分の巨大な一物をあてがって、そのまま10センチほどを挿入させた。
和香は
「ウアアアーッ!」
と大きく絶叫すると、両手を自分の耳のあたりに当て、まばたきもせずに天井の1点をひたすら見つめると、ブルブルと震え始めた。口は「ア」の形のまま開き、無言のまま固まって快感を堪能している。次第にブルブルとした全身の震えが、ガクガクと大きな痙攣に変わったかと思うと、和香の頬に一滴の涙がこぼれた。
「し、したかった、の…」



「久しぶりなのか?」
ケンタロウは顔を和香の顔の目の前まで近付け、尋ねた。
「は、はい…。」
半分まで差し込んでいた巨根を、さらにゆっくりと2センチほど深めた。それと同時に、丁寧に淡いパープルに彩った和香の口元に、優しくキスをした。
「こんな風に、チュ、されたかったのか?」
「アアッ!…うん、して欲しかったの、チュ、欲しかったの…アアイイ…」
和香もケンタロウのキスに応えるように、会話の合間に唇を尖らせ、ケンタロウの唇を求めた。
「こんなにいい女なのに、欲しがり屋の、チュチュ、淫乱女だったのか?」
そう言いながら一度肉棒を抜き、ゆっくりと元の位置まで押し込む。
「アアイイッ!そうなの、私、ウラでは、ほ、欲しがり屋さんの、チュチュ、い、淫乱です。アアッ!」
「上辺は爽やかな、天使みたいなくせして。そんな女は、チュ、お仕置きだ。」
ついに巨根が根元まで飲み込まれた。地響きのような和香の唸りが部屋にこだました。
「ウウ――オ―オ―ア―ア―…」



30秒のピストン突きと、30秒の尋問。これを1セットとし、ベッドに移動したケンタロウは和香に5セットを遂行した。



早朝、抜け殻のようになった和香が、ホテルの一室の広いベッドから起き上がった。
「もう明るいわ。会社に行かなくっちゃ。お家に帰って着替えなくっちゃ…」
ベッドの中では、ケンタロウが寝息を立てていた。
「ケンタロウさん、ありがとう。たくさんいい思いをさせてくれて、たくさん和香を可愛がってくれて…」
ケンタロウを起こさぬよう、小さな声で呟いた。
「さようなら…」
しかし、和香にはわかっていた。きっと、このお部屋にまた来てしまう。すぐにでも。明日にでも…。







★ 「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」08につづく ★
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「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」06

和香は久しぶりに楽しそうに笑った。絶品のヴィンテージワイン。素晴らしい料理の数々。非の打ちどころのないインテリア。それにしても、この人は、初めて会った私にいったい幾ら遣っているのだろう?こんな人、会ったことないわ。



和香は気がつくと、高級会員制の個室バーで、夜景を眺めるケンタロウの腕の中にいた。そして次の瞬間には、ケンタロウが仮住まいしているホテルのスイートルームで、熱いキスに応えて舌を絡めていた。
「ハムムハア、ツピチャプ、ケンタロウさん、ハア、ハア、ウムハア…」
久しぶりのセックスのイントロダクションに、和香はとろけてしまいそうだった。
「ケンタロウさん、電気、消して…」
「君の裸、明るい部屋で見たいな。駄目かい?」
心の中で、和香は密かに“素敵…”と思った。







男とベッドを共にすることを計画して身に付けていた、煽情的な赤のブラショーツのブラのホックを容易く外されると、和香は明るい部屋でパンティーだけにされた。手首に付けられたままの太めのブレスレットが光を反射して輝く。
「恥ずかしい、あんまり見ないで…」
「駄目だよ、手で隠しちゃ。」
今まで紳士だったケンタロウが、男と女の行為においては大胆に変貌することに、和香は内心で嬉しかった。明るい部屋の中で曝け出され、裸身を凝視されている…久々の羞恥に興奮を覚えた。
二の腕をがっしり掴まれ、隠すことができない状況で、目の前のケンタロウが呟いた。
「乳輪が大きいね。それに黒ずんでいる。イヤラシイな。」
全身を舐めるように見られ、評価をされ、さらにコンプレックスである大きな乳輪を露骨に“イヤラシイ”と評価されたことは、普通ならプライドを大きく傷つけられたと思うが、今はむしろ素敵な羞恥言葉だと和香は感じ、よりいっそう高まっていった。。



「ん?何これ?」
小さなケンタロウの驚きの声。“ああ、分かられてしまった”久しぶりの男との前戯に、和香はすでに激しく濡れていて、パンティーの下の方は愛液で少し動けば音がしそうなほどの液溜りになっていた。その何割かは淡い色のレーシーなパンティーが吸いこんでしまい、真正面から見てもスケベな透明液の染みがありありとわかった。
「イヤ!見ないで!私、ふだんはこんなのじゃなくってっ、私っ!」
「アイドルみたいに可愛いからウブだろうと思っていたら、アンタ相当なドスケベなんだな。驚きだ。」
ケンタロウの手がスルリと和香のパンティーの中に滑り込むと、ファーストタッチで部屋に“クチュウ…”という液溜りの音が響いた。
「アアッ!」
指をこねくり回しながら、ケンタロウが聞いていく。
「清純を絵に描いたような感じだから、俺なんて声をかけたところで鼻にもかけないって思っていたよ。」
「アアダメッ!アウアッ!」
「キスだけでこんなにビチョビチョに濡らしちゃうなんて、どれだけセックス好きなんだ?」
屈辱的な言葉も耳に入ることなく、和香は何かにすがりたい思いでケンタロウの体にしがみ付いていた。
「ほらほら、クリをこうやってグリグリやると、どうなっちゃうかな?」
「ハ―ッ!ハハーッ!イッチャーウッ!」







★ 「大富豪、時々探偵。  ~天使の素顔~」 07につづく ★
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「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」05

4人の男達が和香の前から突然に消えたことで、和香は心と体の置きどころを失ってしまった。心は淋しさに耐えられなくなり、体は、男の汗や、頼りがいのある肩幅や、ほとばしる精液に飢えきっていた。“抱かれたい。セックスがしたい。メチャクチャになりたい。”賑わう夕暮れのカフェの店内で、和香は密かに決意した。
「次にナンパされた男とセックスをする。よほどのことでなければ、誰でもいい…」
隣りの席に男が座った。きちんとスーツを着たビジネスマンだ。ちらっと横顔を見ると、割といい男のように感じる。しばらくしたら声をかけてみよう。だけど、どんな風に声をかけよう。いきなり“セックスしませんか?”なんて言えないし…たとえば“私、お酒が好きなんだけど、友達にすっぽかされてしまって。よかったらご一緒にどうですか?”なんて、いいかもしれないわ。それで、お酒に酔ったふりをしてその気にさせて…



そんな計画を考えていると、突然、隣りの男が和香に声をかけてきた。
「あの、待合わせですか?」
自分から声をかけようと思案していた和香は、どぎまぎした。
「え?あ、あ、いえ、違いますけど…」
その男の方に振り向くと、まず和香の目に男の大きな腕時計が飛び込んできた。ヨーロッパ製の最高級ブランドで、安い物でも500万円は下らない代物である。ファッション雑誌でセレブがしてい写真を見たことがあるが、実際にしている人を見たのはこの男が初めてだった。しかも、文字盤の所に大きな石がいくつもキラキラと光っている。おそらく数千万円はする。すごい…。
「あの、失礼でなければ、食事に付き合ってくれないかな?お腹が空いたんだけど、俺、なかなか1人じゃレストランに入れなくてさ。」
和香は終始あっけにとられてしまった。
「もちろん、付き合ってくれたお礼に、俺が全部ご馳走するから。」







タクシーが着いたレストランは、銀座の最高級のフランス料理店だった。しかも、予約は一般人なら1年は待つ。それなのに、この男は電話1本で簡単にリザーブを入れてしまった。しかも、通された場所はVIP待遇の個室だ。“一体どうなっているんだろう…”
「あの…さっき会ったばかりなのに、こんなすごいお店に連れて来てもらって…いいんですか?」
「ん?別に?いつも来ている店だし、気にしないでよ。それより、ごめんね、突然誘ったりして。」
和香は目を丸くしっぱなしである。しかし、この男の何にも動じないような態度は何故か和香を安心させた。
「あの、まだ貴方のこと聞いていなかったんだけど…何している人?」
「ああ、仕事?仕事はろくにしていないんだ。会社、いくつか持ってるから。それで充分に食っていけるんだ。」
ケンタロウと名乗ったその男は、誰からも愛されそうな無邪気な笑顔で、そう答えた。
店の最高責任者と思われる、貫禄のある紳士がケンタロウに挨拶にやって来た。紳士のケンタロウに対する接し方を見ているだけでも、このケンタロウという男が、いわゆる一般の来店客とは格違いであることが和香にはわかった。



店は一向にオーダーを取りに来ない。そのうちにシャンパンが運ばれてきた。和香はおそるおそる口につける。すると、ひと口飲んで正直な感想が出た。
「おいしい、これ。こんなの飲んだことない…」
「よかった、君が気に入ってくれたのなら大丈夫だ。」
「でも、これ、きっと高いんでしょ?きっと、すごく、お高いわ…」
「うーん、よく知らない。どうなの?」
ケンタロウがギャルソンに聞いた。すると、ギャルソンはにこやかに応えた。
「お嬢様、このシャンパン1本で、私がプライベートで乗っている国産車が買えます。」
ケンタロウは笑った。
「ギャルソン、なかなかいい冗談だ。今度使わせてもらうよ。」
しかし和香は笑えなかった。それは、冗談ではない…







★ 「大富豪、時々探偵。  ~天使の素顔~」 06につづく ★
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白夜

白夜 -hakuya-

Author:白夜 -hakuya-
アマチュア官能小説家


39才男性
都内某所にて
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そこそこイケメンです
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