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白夜の官能小説

官能小説、アダルト小説のようなものを、あくまで趣味で書いています。あくまで趣味なので、厳しいことは言わないでね。

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「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」08

気がつくと、窓の外が明るくなっている。ケンタロウの仮住まいするホテルの最高級スイートルームで、そんな朝が何日も続いた。
「ああ、今日も会社休もう…」
そう呟いて、傍らで眠っているケンタロウの腕の中にもう一度滑り込む。



出会って2、3日は、自宅・会社・ケンタロウのいるホテル、というトライアングルを行き来していた。そのうちに、必要な着替えや化粧道具、日用品の一切をホテルに送ってしまうと、いつしか自宅には戻らなくなってしまった。
仕事を終えてケンタロウのホテルに直行すると、バスルームでケンタロウに肉体をすみずみまで洗ってもらう。その後は服を一切着ることなく、ケンタロウの求められるままに肉体を開く。場所はベッド、洗面、ゲストルームに続く廊下、ダイニングテーブルの上など、制約が無い。ルームサービスでゴージャスなホテルの夕食を取り終えると、食後はケンタロウに命ぜられるままにディルド―を使ったオナニーを公開する。時にはフルーツたっぷりのスイーツのような交わりがあり、時には前戯のない状態で押し込まれ、最後には涙を共にイキ果てるような、獣のような交尾がある。和香のオマンコは日々拡張されていくので、ケンタロウの26センチ砲は根元までズブズブと埋め込まれる。今まで味わったことのない地獄のような天国のような連続に、和香は日夜、泡を吹いてそのまま眠りにつく。そんな状態で会社に出勤していくうちに、和香の様子の異変に同僚が気づき始めた。
「井口さん、さっき太ももの辺りをギュッと抑えて震えてたよ…」
「和香ちゃん、何度もトイレに行くけど。」
「あのね、ウワサなんだけど…彼女、トイレで…オナニー…してるって…」
「まさか…我が社のお嫁さんにしたいナンバー1の井口さんが?嘘だろ?」
「デスクに居てもボーッとしてるし。彼女、いったい何があったんだろう…」
ケンタロウと出会ってから10日後、和香は会社を初めて無断欠勤した。それ以来、2度と出社することはなかった。







和香にとって、あらゆるものがどうでもよくなってしまった。
「会社とか、仕事とか、別にもうどうでもいい。重役との結婚も最初からお金目当て。それもどうでもいい。私にはケンタロウさんさえ居てくれればいい。ケンタロウさんに獣のように愛されて、何度もイカされて、そして腕枕をされて眠り続けるの。それだけで、いい…」
そう言いながら、ドロドロの精液と自分の白濁液が絡み尽いた26センチ砲を、和香は嬉しそうに何度も舐め上げていた。根元まで入りきらない巨根をを少しでもと喉の奥まで送りこみ、唇がめくれるのもかまわずにものすごい形相で首を上下した。
「なあ、和香。イッたばかりなのに、またしたくなってきちゃうじゃないか。」
仰向けのケンタロウの上でしゃぶり続ける四つん這いの和香。チンポはしゃぶらせたまま、ケンタロウはオマンコを自分の顔の上に持っくるよう命じた。まだ完全に乾ききっていない和香のオマンコは、ケンタロウが舌を差し込むとみるみるうちに粘度を取り戻してきた。その間、和香はまるで生まれたての仔馬のように両手両足をよろよろとさせながら、ケンタロウの愛撫に酔いしれていた。社内の誰からも憧れの目で見られていたアイドル系の女と、ベッドの上でオマンコを刺激されながらよろよろと虚ろっている女とは、誰も同じ人物だと思わないであろう。やがて和香はケンタロウの腰の上に座らされ、再び巨大化したチンポは和香の広がり癖の付いたオマンコに納められていく。
「アーッイイイイーッ!」
勃起した巨大チンポの7割が埋め込まれて、和香はしばらく苦痛に襲われていたが、いつしかそれが途方もない快感に変わっていくのを、いつものように待っていた。ほどなく、その天国のような快感がやって来る。
「アウワイヤウキャアフイヤア…」
和香は折り重なるように押し寄せるオーガズムと共に、オマンコがメリメリと音を立てて裂かれていくような錯覚をおぼえていた。
「アアアーどうなってもいーっ!メチャクチャにしてえーっ!」



自宅マンションに届け物があるという連絡を配送会社から受けたので、和香はしぶしぶ、居付いてしまったホテルの最高級スイートから、久しぶりに自宅マンションへと帰った。届け物を受け取り、部屋でポツンとした。すると、和香は恐いほどの孤独感に襲われた。セフレが一度に消えてしまった、あの恐怖が蘇って来る。
「ケンタロウさんの所に、帰らなくっちゃ。」
またホテルへとトンボ返りをした。
ホテルのスイートルームの前に着くと、なぜかドアに開けっ放しになっていて、和香は不思議に思った。中に入ると、何もない…和香は絶句した。ケンタロウの洋服がぎっしり入ったクローゼットも空っぽである。あるのは、和香の洋服や私物だけだった。
「どうして…。」
よく見ると、小さなテーブルの上に一枚の紙切れがあった。“ケンタロウさんからのメッセージ…。”和香には直感的にそれが何かわかった。紙切れにはこう書かれていた。
「体だけの関係って、飽きるよね。グッバイ。ケンタロウ」
和香は、ゆっくりと床に崩れ落ちた。







★ 「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」09につづく ★
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白夜

白夜 -hakuya-

Author:白夜 -hakuya-
アマチュア官能小説家


39才男性
都内某所にて
自営業の傍ら
あくまで趣味で
書いています
普段は好感のもてる清潔な
そこそこイケメンです
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