2ntブログ

白夜の官能小説

官能小説、アダルト小説のようなものを、あくまで趣味で書いています。あくまで趣味なので、厳しいことは言わないでね。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」06

和香は久しぶりに楽しそうに笑った。絶品のヴィンテージワイン。素晴らしい料理の数々。非の打ちどころのないインテリア。それにしても、この人は、初めて会った私にいったい幾ら遣っているのだろう?こんな人、会ったことないわ。



和香は気がつくと、高級会員制の個室バーで、夜景を眺めるケンタロウの腕の中にいた。そして次の瞬間には、ケンタロウが仮住まいしているホテルのスイートルームで、熱いキスに応えて舌を絡めていた。
「ハムムハア、ツピチャプ、ケンタロウさん、ハア、ハア、ウムハア…」
久しぶりのセックスのイントロダクションに、和香はとろけてしまいそうだった。
「ケンタロウさん、電気、消して…」
「君の裸、明るい部屋で見たいな。駄目かい?」
心の中で、和香は密かに“素敵…”と思った。







男とベッドを共にすることを計画して身に付けていた、煽情的な赤のブラショーツのブラのホックを容易く外されると、和香は明るい部屋でパンティーだけにされた。手首に付けられたままの太めのブレスレットが光を反射して輝く。
「恥ずかしい、あんまり見ないで…」
「駄目だよ、手で隠しちゃ。」
今まで紳士だったケンタロウが、男と女の行為においては大胆に変貌することに、和香は内心で嬉しかった。明るい部屋の中で曝け出され、裸身を凝視されている…久々の羞恥に興奮を覚えた。
二の腕をがっしり掴まれ、隠すことができない状況で、目の前のケンタロウが呟いた。
「乳輪が大きいね。それに黒ずんでいる。イヤラシイな。」
全身を舐めるように見られ、評価をされ、さらにコンプレックスである大きな乳輪を露骨に“イヤラシイ”と評価されたことは、普通ならプライドを大きく傷つけられたと思うが、今はむしろ素敵な羞恥言葉だと和香は感じ、よりいっそう高まっていった。。



「ん?何これ?」
小さなケンタロウの驚きの声。“ああ、分かられてしまった”久しぶりの男との前戯に、和香はすでに激しく濡れていて、パンティーの下の方は愛液で少し動けば音がしそうなほどの液溜りになっていた。その何割かは淡い色のレーシーなパンティーが吸いこんでしまい、真正面から見てもスケベな透明液の染みがありありとわかった。
「イヤ!見ないで!私、ふだんはこんなのじゃなくってっ、私っ!」
「アイドルみたいに可愛いからウブだろうと思っていたら、アンタ相当なドスケベなんだな。驚きだ。」
ケンタロウの手がスルリと和香のパンティーの中に滑り込むと、ファーストタッチで部屋に“クチュウ…”という液溜りの音が響いた。
「アアッ!」
指をこねくり回しながら、ケンタロウが聞いていく。
「清純を絵に描いたような感じだから、俺なんて声をかけたところで鼻にもかけないって思っていたよ。」
「アアダメッ!アウアッ!」
「キスだけでこんなにビチョビチョに濡らしちゃうなんて、どれだけセックス好きなんだ?」
屈辱的な言葉も耳に入ることなく、和香は何かにすがりたい思いでケンタロウの体にしがみ付いていた。
「ほらほら、クリをこうやってグリグリやると、どうなっちゃうかな?」
「ハ―ッ!ハハーッ!イッチャーウッ!」







★ 「大富豪、時々探偵。  ~天使の素顔~」 07につづく ★
----------------続きはTOPページのMENUからどうぞ。

« 「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」07|Top|「大富豪、時々探偵。 ~天使の素顔~」05 »

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hakuyashosetsu.blog.2nt.com/tb.php/7-c4fb7412

Top

HOME

このブログは
成人向けのものです
未成年の方は
退出をお願いします





白夜

白夜 -hakuya-

Author:白夜 -hakuya-
アマチュア官能小説家


39才男性
都内某所にて
自営業の傍ら
あくまで趣味で
書いています
普段は好感のもてる清潔な
そこそこイケメンです
励みになるので
感想をお待ちしております

この人とブロともになる

名前:
メール:
件名:
本文: