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白夜の官能小説

官能小説、アダルト小説のようなものを、あくまで趣味で書いています。あくまで趣味なので、厳しいことは言わないでね。

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「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」17

絶品のワインと、スティービー・ワンダーのそっくりさんショーで笑い転げた雪乃と剣之助は、ホテルに戻り、雪乃の部屋の前で別れた。
「おやすみ。」
「おやすみなさい。」

部屋で独り、雪乃は窓の外の夜の海を眺めた。
「あの人、本当に私を抱かないんだわ…」
男なんて誰でも所詮は仁科と同じようなもので、金を遣った女は自由にできると奢り高ぶるものだと思っていた。それなのに、剣之助はあっさりと自分の部屋に帰ってしまった。それだけじゃない、あの人、3000万円を私にくれるって言った。
何のために?私に詫びたい気持ち、それだけ?私、あの人なら抱かれてもいいって、思っているのに。あの人がお金持ちって知る前から、お店に入った時から、素敵な人だって思っていたんだもの…







電話で呼び出された剣之助が雪乃の部屋のドアをノックすると、返事はなかった。試しにノブをまわしてみると、あっさりとドアは開いた。「不用心だなあ。」と言いながら剣之助は雪乃の部屋に入った。部屋は真っ暗でなかなか目が慣れない。ようやく窓辺に人影があるのがわかった。雪乃の目の前まで近づいて、はじめてそれがわかった。
雪乃は、一糸まとわぬ姿で剣之助を迎えていた。

雪乃はストレートのロングヘアを頭の上で丸くまとめていた。さっきまで大口を開けてショーに大笑いしていた、奔放な感じのする女の子・雪乃とは、まったく違う「女」だ。細い首が見える分だけ、目の大きさがさらに際立ち、顔立ちがいっそうエキゾティックである。雪乃は何ひとつ肉体を隠そうとしていない。かたちのいい乳房。美しいカーブのウエスト。その下の、まるで金髪のような薄いアンダ―ヘア。29歳の肉体は、まるでプレイボーイのアジアントップレディのグラビアのようだ。

「すごく、寂しくなっちゃったの…」
紅く濡れた彼女の口から日本語が出てくるのが、何故か不思議な感覚だった。雪乃は剣之助の衣服を脱がし終えると、剣之助をベッドへと誘った。
仰向けの剣之助は、雪乃のなすがままに従った。唇へのキスに始まり、腕への入念なキス、指の一本一本まで口に含んで愛撫する。そして胸を舌でまんべんなく濡らし、腹部や太ももを愛を込めて手の平で撫でる。そこからキスは足先に飛ぶ。全ての足の指をくまなく含んでいく。四つん這いで尽くす雪乃の、形のいい尻に手が届いた。撫でるように手を差し出し、その真ん中を上から下へつーっと辿ると…
そこはおびただしいほどに愛液が満ちていた。
「ア…アアン…私、男性にこうしてご奉仕しているだけで、濡れちゃうの…恥ずかしい…」
雪乃の舌が、膝に上がり、そこから入念に太ももを舐める。ようやく辿り着いて、初めて雪乃は驚いた。
「…すごい…剣之助さんのって…」
勃起したチンポを、亀頭をねぶることから始めた。舌を這わせる表情は目を細めて恍惚している。
「ハム…チチュム…おっきい…ハアンム…シュピプ…」
髪をアップにしていることで、雪乃の横顔がよく見える。酔いしれ、だんだんと高まっているようで、息が荒くなっていった。剣之助は何一つ雪乃を愛撫していないというのに。
「アアム…ハアア…チュチク…ハア…ンハア…」
亀頭をすっぽりと含んでいた紅い唇を外し、雪乃が目を合わさずに恥ずかしいそうに微笑んだ。
「アッフ…ハア、ハア、剣之助さん、イ、イッてもいい?」
答えを聞くこともなく、雪乃は亀頭をすっぽりを咥え直し、荒い鼻息がオーガズムを伝えた。
「ンー、フフー、イクッ、ング、ウィグ、ウィグーッ!」







★ 「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」18につづく ★
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白夜

白夜 -hakuya-

Author:白夜 -hakuya-
アマチュア官能小説家


39才男性
都内某所にて
自営業の傍ら
あくまで趣味で
書いています
普段は好感のもてる清潔な
そこそこイケメンです
励みになるので
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